2018/04/09

Nike Air Zoom Spiridon Black Patent Leather


 NikeはAir Zoom Spiridon Black Patent Leatherを全世界で4月1日発売した。北米市場発売は9日以降の予定である。アッパーはTextileメッシュとPatent leatherの複合パネルで、ソールユニットはZoom Airを搭載している。カラーオプションはgrey/blackで、インサイドスリーブとmini Swooshにアクセントでredを使用し、トウボックスとトングーには3Mのシルバーリフレクタブルテープを使用している。
Nikeは3月23日に同じPatent Leatherモデルでvoltとnavyの2styleを発売していて、4月1日にはwhiteを追加した。今回発売モデルは2回目のカラー追加バージョンである。4種類のPatent Leatherモデルではwhiteが最もエレガントな印象で成功したモデルになっている。
Zoom Spiridonは1997年にリリースされたランニングトレイナーで、 ネーミングのSpiridonは1896年サマーオリンピックに正式種目となった第1回マラソで優勝したSpiridon Louis(Greek)にちなんでいる。
90年代末のNikeはAir Max 95(1995年)、Air Max 97(1997年)が登場しており、新世代のランニングトレイナー時代に切り替わる時期だった。Zoom Spiridonは当時Nikeが重視していた軽量ランナーの代表モデルで、Air unitも最新の"Caged Zoom" を搭載していた。"Caged Zoom" はプラスチックケイジにZoom Air Bagを収納した当時の最新エアユニットだったが、Zoom Spiridonのスタイルはすでに開発当時からレトロスタイルのモデルに転落していたのは否定できない。
この時代を境に、それ以前のモデルは、Nikeではレトロモデルに分類されるが、現代のNikeにとっては2018年以降のadidas追撃で逆に重要なモデルとなっている。Nikleがこの時期のモデルを次々にメイクオーバーしているのは、adidas反撃に総力をあげていることが理由なのである。

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Nike Air Max 98  Sail/cream 

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