2017/08/27

Nike Air Zoom Mariah Flyknit Racer

NikeはAir Zoom Mariah Flyknit Racerのニューカラーオプションを次々に市場投入しているが、2017 Fall/Winterの最新モデルが発表された。コレクションはtriple black、Multicolor Grey、Beige、Oliveの4 styleで、秋冬向けのニューカラーオプションである。いずれもFlyknit アッパーにZoom Air cushoning、ラバーアウトソール、スリーブ部分はブーティースタイルを採用している。 
Air Zoom Mariah Flyknit RacerはNikeの最新Hybridモデルで、6月初旬にSummer 2017モデル 4 styleが発売された。その後7月、8月にニューカラーオプションのサマーモデルが逐次投入された。最新モデルは今回発売された4 styleで、発売日は未発表であるが9月中旬以降になると見られている。
Air Mariahは1981年に登場したハイテクランナーで、Nike初のエアクッショニング搭載モデルTailwind(1979年)に続いて発売されたエアソール搭載第2号モデルだった。ターゲットカスタマーはフォアフットストライカーのシリアスロードレーサーで、開発間もないフルレンクスエアソールユニットを搭載し、ネーミングも開発段階ではレーシングモデルに相応しくAir Racerと呼ばれていた。
不幸にして発売された1981年はジョギングブームに急ブレーキがかかり、Nikeは倒産寸前という最悪期だった。このためNike経営陣が背水の陣で臨んだにもかかわらず、大きな成功を収めることができに終わった悲運のモデルである。
Air MariahはCortezやAir Maxのような成功を収めることはできなかったが 、そのコンセプトは次の世代のAir Maxに継承され、Nike第2世代パフォーマンスランナーの礎を築いた。今回発売モデルはオリジナルモデルのDNAを受け継ぐハイテク仕様になっているが、コンフォート機能も十分に配慮されたモデルになっている。シルエットはオリジナルを彷彿させるロープロファアイルを踏襲しており、オールドタイマーの郷愁を誘う配慮も欠かしていない。秋冬のホットモデルになるのは確実である。

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