2017/08/03

Nike Air Jordan V White/ Red/ Black

NikeはAir Jordan V White/Red/Black を8月5日発売する。ホワイトレザーアッパーとVisible Air cushioning midsoleのコンストラクションで、ミッドフットにはメッシュのベンチレーションパネルを搭載している。カラーオプションはwhite/red/blackの1stylのみで、小売価格(MSRP)は$190 USDである。
今回モデルは7月1日発売したAJ5 Flight Suitとは素材、カラーオプションとも異なっていて、よりオリジナルに近いメイクオーバーである。white/red/black のカラーは別名キラーカラーと呼ばれ、Aiir Jordan IV(AJ4)から使用され始めたカラースキームである。カラーコンビネーションはAJ4とは異なっているが、オリジナルのAJ5のカラーコンビネーションは忠実に再現している。ミッドソールはグレイのスペックルド加工で、 アウトソールには半透明のラバーソールを採用している。いずれもオリジナルをマイナーチェンンジしている。
Nikeは1989年にAir Fright 89とAJ4を発売したが、この両モデルはいずれも開発にFlightテーマを採用した。AJ5はFlightテーマを発展させて第2次対戦中の戦闘機P51 Mustangまでテーマを拡大したのである。AJ4はもう一つ、white/red/blackのキラーカラーもアスレチックシューズで初めて導入したモデルである。当時のスニーカーはホワイトがメインストリームだったから、このカラースキームは斬新なアイディアだった。キラーカラーはその後のAJ5以降の初期Air Jordanモデルで再三にわたって使用され、Air Jordanのカラーイメージを確立する役割を果たした。
Air Jordanの1〜4は発売当時一部のスケートキッズには売れたが、バスケットファンにはなかなか売れなかった。ブレークしたのはAJ5からで、その先駆的役割を果たしたのがFlightテーマとキラーカラーを携えて登場したAJ4だったのである。Air Jordan シリーズを成功に導いたリーディングモデルはAir Jordan IVだったのである。

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